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映画ソムリエ空無人間による、映画批評

紹介する映画を見た事ある人、見た事ない人。どちらも参考になるサイトです。

「きみはいい子」の感想を一言で言うと、『子供は健気』

 ども

今日紹介するのは『きみはいい子」です。

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C/きみはいい子/DVD

 

上の画像は私が一番、心に残ったシーンです。

その事は下で詳しく言います。

 

でこの作品は児童虐待の話。

もっと掘り下げるとその親の話とも言えます。

これも下で詳しく書きますね(笑)。

 

はっきり言って重たいです。

ですがこの作品はとても秀逸なので、是非色んな人に観て欲しいなと感じます。

 

この下ネタバレあり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この作品は三篇からなっている。

 

一つ目は高良健吾が虐待されている子供を救うという話。

そして二つ目は尾野真千子が子供に暴力を振るってしまう話。

最後は障害を持った子と痴呆なおばあちゃんの話。

 

どれも違うテイストだが全て共通するものがある。

それは子供に接する大人といったものだ

子供を育てる人にもやはり自分が子供だった時代がある。

それは絶対だ。しかしその経てきた過程は人それぞれだ。

 

そして自分がする教育が正しいのかも自分では分からない。

それが顕著に現れているのは、二つ目の尾野真千子のやつだ。

 

尾野真千子は幼少の頃、愛情を注がれなく育った。

だから自分が大人になり子供を産んだ時に、子供に愛情を注ぐっていうのが分からないのだ。

 

そして仕方なく自分が経てきた様に、子供に暴力を振るってしまう。

それは例外なく現実の私達にも当てはまるのだ。

 

この作品を観て私が思ったのは、子供を育てるっていうのはとても大変だということ。

何故なら正解がないし、それに子供は健気に大人の言う事を聞いてしまう。

 

それは高良健吾のやつが当てはまる。

高良健吾は学校の先生で生徒に接している。

 

そんな中、一人学校にずっと残っている生徒がいた。

高良健吾がその生徒に訳を聞くと、「5時まで帰るなって言われている」と言った。

 

他にも暴力が振るわれているにも関わらず、その事を他の先生に正直に言えない。

その子供の心理は、また殴られるからかもしれないという感情から来ているかもしれない。

 

ですが私は、子供ながらに親を困らせたくないという思いからだと感じました。

それは尾野真千子の子供もそうですよね。

 

いつも虐げられているにも関わらず、親の顔色を伺う。

そして最後の障害を持っている子の話でも、両親は世間に迷惑をかけていると思っている。

 

が実際は痴呆のおばちゃんと心を通わし、迷惑どころか有り難く思われている。

そういった大人の価値観で全てが回っているのは、仕方ないと言えば仕方ないです。

 

ですが私は凄く嫌だなと思いました。

高良健吾の職場の一人が言っていた、「子供の目線」っていうのが全てじゃないでしょうか。

 

今日はここまで

星10個中9個

 

それじゃ